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梅ヶ島温泉 新しいキャンプ場の「湯キャンプ」体験談

2021年12月21日~22日にかけて静岡市の山奥の梅ヶ島温泉 黄金の湯場内にある湯キャンプでキャンプしてきた
このページでは泊まってみての感想、良かった点と悪かった点、気を付けることなどを書いていこうと思う

とらわこ

前回のふもとっぱらが不完全燃焼すぎたから、夜勤明けでキャンプしたぞ

ぱんだ

もう冬なのに野宿するなんて、理解できない
(NOTキャンプ民)

とらわこ

道が凍結する前に!今しかチャンスはない!めらめら

ぱんだ

・・・・

黄金の湯の外観 この建物の後ろにキャンプ場がある
目次

湯キャンプとは?

湯キャンプ場の基本情報について
梅ヶ島温泉の黄金の湯(市営の日帰り入浴場)の敷地内にあるキャンプ場のこと

とらわこ

温泉のそばにキャンプ場がある・・・・ということは・・・!キャンプで疲れた体をすぐに温泉で癒せるということ!

2021年4月からキャンピングカー専用のキャンプ場がオープン、
お客さんの声を聞きながら整備がすすめられ、今は区画サイト(5サイト分のエリア)とフリーサイトのふたつのエリアが稼働中
紅葉の季節にはフリーサイトに20組近くが宿泊したりと人気のよう
マップ的にはこんなかんじ 公式で見当たらないから書いてみた(笑)

フリーサイトのほうがトイレに近い(点線が歩く道)

ちなみに他の基本情報の写真も(湯キャンプ公式パンフレットより)

キャンプ場公式ホームページはこちら!HOME | Yucamp (wixsite.com) 

上の画像は2021年12月の情報であるため、最新情報は公式を参照してほしい

出発


2021年12月21日(火)
朝9時に夜勤が終わり速攻帰ってシャワー、荷詰め、10時30分に家を出発。
今回も原付ソロキャン

道中赤水の滝に寄り道
ちょうど山から日がでて滝に虹がかかってた!ラッキー

赤水の滝は安部川街道道中にあり、駐車場からこの見晴らし台まで徒歩1分しないうちにつくのでオススメ!

到着、設営

12時に梅ヶ島の黄金の湯へ到着。梅ヶ島自体初めてだからワクワク
手湯で原付のハンドル握りで疲れた手を癒す

あったか~い

温泉の受付にてチェックイン
本来は13時からであるが、前日のキャンプ客がいないため早めに来てもいいと予約時案内があり1時間はやめにチェックインした

早々に設営したかったが、とりあえず腹を満たすためにランチ
温泉敷地内にある食堂兼売店で山菜天ぷらそば。ビール飲みたいけど、万が一買い出しの必要性があったらと思って我慢。

山菜がサクサクでおいしい
食堂は結構メニュー豊富 売店には肉も売ってたのでキャンプに使える
二日目に食堂でtea豚食べたけど、ほんとうにおいしかった。これは買うべき
オリジナル商品も案外充実している
キャンプでも使えるアイテムも販売

13時、食事も終えて設営開始

湯キャンプにはAC電源付きの区画サイトエリアと、フリーサイトがある。
今回はフリーサイトで原付、テント一張大人1名で1000円となった。
(テントの大きさと数で料金が決まるので、たとえば大人5人でもテントが小さければ1000円となる)

フリーサイトを公衆トイレ方面から見たときの写真 奥の屋根つきスペースがBBQエリア

この日は冬の平日ということもあり完ソロ状態
周りの目も気にせずゆっくーりと設営

と思ったら、周りが山々なこともあって13時30分ごろからフリーサイトエリアの日が陰り始めるww
14時すぎに設営終了 すでに設営場所が全部日陰w
この時点で気温は10・6℃ 

太陽が山に隠れそう(13時すぎの時点でこれw)
だんだん陰ってくる

硬い地面のような見た目だけど、この石砂利の下はすぐホロホロした土なのかペグはわりとサクサク刺さる。
鍛造ペグ20cmを使用したが、硬い岩にあたることもなくスムーズに打てた

見た目が超絶堅そうwでも中はサクサク

設営中キャンパーの目は気にならなかった(そもそも居ないし)けど、
温泉利用客が食堂で食事を終えて駐車場に戻りがてらフリーサイトの目の前の道を通るから結構声かけられたw

え?今からキャンプ?この寒いなか?1人で!?大丈夫!?

おじさん

あんたどこから来たの~?クマに気をつけなね


など通りすがりのおじいさんおばあさんからお言葉をいただいた(笑)

とらわこ

クマ出んの?鹿とかじゃないの?


とびくびくしつつ、待ちに待った温泉へ

※そのあとキャンプ場のスタッフさんが鹿はしょっちゅう、イノシシ時々、クマは見ないと訂正してくれました(笑)

設営完了!

温泉 黄金の湯


区画サイトの利用料には温泉代が含まれているが、フリーサイトの利用料には入っていないため
温泉入口の券売機でチケットを購入
大人1枚700円(タオルなし)
ちなみにこれ、一日利用券となっているため一度購入したらその日は温泉入りたい放題なのである。

とらわこ

朝はやくに出発して10時くらいから温泉→13時チェックインして設営→また温泉も700円もできるのか!!!てかそうすれば良かった!


営業時間が夕方までで、夜はやってないのをちょっと残念に思いつつ入浴

結論:梅ヶ島温泉、泉質超良い

もうローション風呂かってくらいトロトロで優しいぬめりがある。湯温もぬるめから熱めまであって、内湯が2つ、露天風呂が1つある。

とらわこ

じ~んわりあったまって、癒される~

  • ちなみに浴場内にはリンスインシャンプーとボディソープのみ。洗顔は置いてないので持参おすすめ。
  • 更衣室はドライヤー(風圧良し)×3~4とカールアイロン×1、綿棒、ティッシュがある。化粧水とか乳液はないので持参要
  • 館内はすごくきれい。
  • 温泉からでたあと寄る休憩室には漫画が複数(種類豊富 最近の漫画もあり)、マッサージ機やアルコール・つまみなどの売店、ハンモックのあるテラスなど充実。

いや~最高に癒された!
開館は9:30、閉館は16:30(冬季) 2021年は年末年始休業予定 詳細はホームページチェック

食堂内の売店のほかにも温泉の建物内にも売店があり、飲み物結構豊富
漫画も決して古くない このほかに雑誌とかもある

薪や炊事場


温泉で癒されたあと、焚火をするため薪を購入。
フリーサイトの端にあるBBQ場前に薪置き場があり

左が広葉樹、右が針葉樹や廃材、上が枝

広葉樹から針葉樹、釘のついた廃材や枝など多様←釘ささるから手袋した状態で触ったほうがいいw
合計9キロ購入して1350円くらいだった(150gで100円)

買った薪 これで9キロ1350円 写真だと伝わらないけど広葉樹めっちゃでかくて重い


ちょっと大変なのは、自分で欲しい薪を選んだら、袋かなんかにつめて受付に持っていき重量をはかってもらう必要があること
選べるのはうれしいけど、ついついたくさん選んじゃって運ぶのが重たかった(笑)
薪を入れる丈夫な袋を持参していると便利かも
私はビニール袋を2枚重ねて運んだけど、ちょっと破けたし手が痛かったw

薪の図る台がすごいw
どうやって見るがわからないけど、職員さんは慣れた様子ではかってたw


場内に落ちてる枝とか木は自由に使っていいとのこと。集めたらある程度の量にはなったから、全部購入しなくてもいいかも

場内に落ちてて拾った薪たち キャンプ場の周りが山だからわりと落ちてる

炊事場はBBQエリア内にあって、凍結防止のためにちょろちょろ水がでている仕様。

お湯は出ないけど、飲用できるのがありがたい。

屋根付きの建物があれば雨の時とかも避難できてよい

トイレ

建物もきれい


キャンプ利用客は黄金の湯の駐車場にある公衆トイレを利用する。
このトイレもとってもきれい。というか、梅ヶ島に至るまでの梅ヶ島街道に2~3か所公衆トイレあるけど、どこも清潔!

まあ、トイレの隅にお菓子の袋があったりとか、空き缶があったりなど公衆トイレあるあるは多少あるけど最近できたのか設備はきれいなのがgood

多目的トイレ
女子トイレ すべて洋式

あったかい便座、ウォシュレット標準装備、手洗いの水道もなんと温水が出る←すごくない!?

水道きれいすぎw

夕方も煌々と明かりがついていて良いが、夜19時すぎくらいにトイレ周辺、駐車場一体の明かりは消灯。
ただ、トイレは入れば人感センサーでたっぷり明かりがつくから安心。

夜の外観
  • ハンドソープはなし エアタオルは運転休止しているので、手を拭くものは持参要

夕食

ロゴスの着火剤いいかんじ 一発で着火できる


話は戻ってキャンプについて
温泉を終えテントに戻り、焚火をたく
16時30分で気温は3℃ 

とらわこ

2時間で7℃低下したのか~ 結構冷え込んできた

ディナーへ
夕食は「すき焼き」
割りしたで味付けした肉と白菜・こんにゃくを生卵にからめて

とらわこ

優勝や・・・ビールでぷはー

野菜結構多めにもってきたけどきれいに消化した

日も暮れて18時
テントのライトもいい感じの雰囲気出してる

奥に見えるのが公衆トイレ 

完ソロの恐怖


16:30で閉館した黄金の湯のスタッフさんたちがぞくぞくと帰宅され、湯キャンプは静寂。
それにしても、星がきれい!雲ひとつない星空で、月は少し明るいけど星の多さにびっくり。冬キャンていいな~

腹も膨れラジオを聞きながらぼーっとすごし 19時30分ごろ公衆トイレや駐車場周辺の明かりも消灯
テント周りを明るくしておいてよかった

そんな中車が一台公衆トイレ前に停まったのがテントから見えた(車のライトって目立つのよね)。
一般人がトイレかなと思ったが、車から降りもせず車のライトも消える。
10分ほどして車からでて公衆トイレのところでたばこを吸い、その人はまた車内へ戻った。おじさん1人のよう。

その後もなかなかその場を離れず
暗くなったのもあるし、トイレに行きたいけどおじさんの行動が謎すぎて怖い
まっくらな駐車場でライトも消えて車におじさん1人潜んでいるようで・・・

とらわこ

トイレに行ったときなんかされたらどうしようとか思う
逆にいつのまにか車から降りててテントに近寄ってきたらどうしよう・・・

完ソロ時用に購入した不審者対策の催涙スプレーを持ちながら、そわそわ
結局おじさんはその場に2時間滞在し帰っていった

とらわこ

どんだけ居んねん、まっくらな中。まじで何しに来たの???

人間暗闇に1人だといろいろ考えて怖くなる・・・焚火が唯一の癒しや・・・
公衆トイレって、キャンプとは関係ない人も普通に入れちゃうから怖いよな。
管理人となる黄金の湯のスタッフさんも夕方で帰っちゃうし、結構不安。完ソロだとよりね・・・。

おっさんにびくついている間、20時くらいに背後の山からお月さんが顔をだした
その明るさに影ができるほど!日の出ならぬ月出をみることができた

山から顔を出した月!満月じゃないけど、十分明るい

星が見にくくなるのは残念だけど、完全まっくらじゃないのに少しホッとする。気温は-0.1℃。

21時30分ごろ、謎のおじさんも帰ったので心の平穏を少し取り戻し、読書。
23時ごろテントに入り、就寝。気温は-1.3℃、出してる鼻が寒い

ビビっていた獣は足音が山のほうからしたり、テントの周りで一回したけど姿は確認できず

朝を迎えて


翌日日の出の時間に合わせて起床 朝6時40分、気温-3℃。夜間朝方一番冷え込んで-3.4℃だった

上の温度がテント内の最低気温 右下の温度がテント外の最低気温


23時~6時30分まで、一回起きたくらいでよう寝れた。
肝心の日の出は・・・山に囲まれてるから明るいけど太陽は拝めずw

ようやく太陽が顔を出した!

最終的に太陽を拝んだのは8時30分でした(笑)
朝食はパンを炙り炒めたハムと卵サラダで。もう1枚のパンをゆずジャムで。
このゆずジャム、温泉のスタッフさんが手作りされているらしく初日におすそわけをもらった
絶妙な甘さとゆずの良い香りが最高!

いただいたゆずジャム はちみつと一緒にお湯で割って飲んでもうまい

テントも原付も周りの草も、霜がびっしり。霜ってやっかいだけど、まじかで凍ったのをみるときれい。

霜がびっしり
テントそばに生えていた植物についた霜

朝8時40分(日の出から数分)で気温-0.3℃→朝9時で4.9℃。20分で5℃近く上昇w

とらわこ

気温爆上がり 太陽の偉大さよ・・・体おかしくなるけどなw


ちなみにこのあと11時で17℃まで上昇していたwwww

ちなみに朝9時すぎから夕方まで、区画サイト横にある生コンクリート工場が稼働している

区画サイト横の工場
あの左奥の白い細長い建物が工場

時々「ドンっ!」とか「ズーン!」とかの重低音が響くことがある。搬入用のトラックとかも梅ヶ島街道でよく見かけた。


これは設営時もそうだったが、フリーサイトの目の前が食堂エリアでそこに車でのりつける一般客もいたりする。
テントがそれなりに人目に触れるのと、話し声とかもよく聞こえる。

温泉施設なのでしょうがないが、自然の中でゆっくり静かには夜だけかな(うるさくはないが、少しにぎやか)

撤収と温泉 人のあたたかさ

9時30分すぎくらいから撤収作業開始
ゆっくり、テントを乾かしながら荷詰め
12時にすべて原付に収納。チェックアウトがてら温泉に入る

「撤収で一汗かいてからの温泉!」
キャンプ場のすぐそばに温泉があるって本当に最高。荷物もキャンプエリアに置いておけるし

受付前はクリスマスムードに

冬至ということでゆず風呂だった 前日と変わらずトロトロの湯あたりの優しいお湯で最高

温泉のあとは食堂へ向かい、スタッフさんがおすすめしてくれた「tea豚定食」を。


この「tea豚」、静岡のブランド豚でお茶を飲んで育った豚のよう。静岡人であるとらわこも名前を聞いたことはあったが、流通量が少なく口にするのは初めて。

とらわこ

う、うみゃ~~~~!!!


癖でソースをかけちゃったけど、tea豚トンカツに梅ヶ島産わさびちょいのせ、岩塩少々がすばらしいバランス。
お茶をのんでるだけあって、油が上品でしつこくない!風味がいい!

それから毎朝手作りされているという「さしみこんにゃく」!(写真左上の小鉢)優しいスタッフさんがサービスしてくれた

とらわこ

口の中でぷるぷる気持ちいい。さしみこんにゃくってこんなにうまいものだったんだな・・・

食堂のクオリティ素晴らしい
また絶対来よう

黄金の湯のスタッフさんたちが本当に優しい人たちばかりで、快適に過ごすことができた。
声をかけてくれたり、名物とかその土地のいいところとかを教えてくれたり
今度はだれかと一緒にまた来たいと思えるすばらしい場所だと思う

とらわこ

帰宅したけど、また近々湯キャンプ行きたいな

ぱんだ

もう道路凍結だからダメだろ原付じゃ

とらわこ

原付用のスタッドレスタイヤ買うかな・・・

ぱんだ

・・・・・(呆れ)

まとめ

良かったところ

温泉にすぐ入れる!700円払えばその日は営業中入り放題 泉質超良好
売店や食堂の内容が充実している オリジナル商品多数あり
キャンプ場ができたばかりだからきれい
スタッフさんが親切
平日はとくに空いている
トイレも清潔でアクセス良好
薪の種類が多く自由に好きな量選べる
電波通じる ソフトバンクは動画とかも余裕(電話はあやういかもとスタッフさん情報)
12時チェックアウトでゆっくり チェックIN/OUTの時間は臨機応変対応可(要相談)
水道水は飲用可能 水もおいしい
ペグ刺しやすい

改善点


日中は温泉利用客の出入りがキャンプ場付近であったり、工場がすぐそばにあり静かではない(うるさいほどでもないが、静寂ではない)
 BBQエリアもフリーサイト内にあるため、休日などは賑やかになると思われる
管理人は温泉施設のスタッフさんでいるのは日中のみ
トイレが公衆トイレなので、だれでも敷地内に入れてしまう

キャンプエリアに盛り土は少しあるが柵などないため、侵入は容易
ゴミは持ち帰り 引き取りなし
日没が早く、日の出は遅い(標高の高めの山に囲まれているため)

注意点

今回はほぼ無風、晴れの日にキャンプしたため雨の日どうなるかは不明
 スタッフさんいわく、風は時折つよく吹くそう。南アルプスからの風が下りてくるよう。

ぱっと見、水はけはよさそう
薪を現地で購入するなら、薪を受付まで運ぶ手段は要検討。ビニールだと大変。

ちょっと厚手の袋とか持っていると便利
温泉ではタオル持参がよい。レンタルはなさそうで、フェイスタオルの販売のみ。持参が一番楽そう。洗顔・化粧水・乳液は持参要。ドライヤーはある

湯キャンプ、とってもいいキャンプ場なのでこれからも利用していきたい

とりあえずスタッドレスタイヤをゲットしようと思う。今年の良いキャンプおさめになりました。

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